外壁塗装をする場合はご近所への挨拶をしましょう!ポイントをご紹介します

2022年8月15日

これから外壁塗装をする方に知っていただきたいのが、挨拶回りについてです。
外壁塗装をする前にはご近所に挨拶されることをおすすめします。
挨拶の方法やトラブル例などをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□外壁塗装前に挨拶は必要です

初めて外壁塗装を依頼される方は、あまりご近所に挨拶をしなければいけないという認識はないかもしれません。
挨拶をするにしてもどのようにして行えば良いかもわからないですね。
そもそもなぜ挨拶は必要なのか把握するところから始めましょう。

外壁塗装をする前に挨拶をする目的は、ご近所の方と良好な関係を保つためです。
さらに、トラブルの発生を未然に防ぐという目的もあります。

挨拶をしないと、ご近所の方からしたら突然工事が始まり迷惑を被るかもしれません。
また急に工事関係の人の出入りがあると、驚かせてしまいます。
そういったことを防ぐために、あらかじめ挨拶して周り外壁塗装をすることを伝えておきましょう。
しっかりと伝えておくことで、もし何か迷惑をかけることがあったとしても、話し合いの土台ができているので大事にならないかもしれません。

□挨拶をする際のマナーとは

続いては、挨拶をする際のマナーをご紹介します。
4つのマナーを押さえておきましょう。

1つ目は、挨拶に行くのは1週間前からが望ましいです。
1週間前とは、足場を組み立てる日から遡って1週間です。
1週間から遅くても3日目には伝えておきましょう。

また足場の解体日がわかったら、それについても3日前から前日までには再度挨拶に行くと良いです。
その理由は、足場の組み立てや解体は大きな音が発生する可能性があるからです。
ご近所の方の中には、大切な来客が来られることもあるでしょうし、リモートワークで在宅している方もいらっしゃるでしょう。
知らせずに当日になり、大きな音で驚かせてしまっては、トラブルにつながる可能性もあります。

挨拶に行くのは、土日祝に行かれることがおすすめです。
休日に直接挨拶ができると最も好ましいです。
行く時間帯としては、朝の早すぎない時間から夕方ごろが良いでしょう。

もし不在だった時の場合に紙のお知らせも用意しておくと良いです。
2回目の挨拶はポストにお知らせの紙をポストするのでも良いかもしれません。

2つ目は、挨拶に行くのは両隣と向かいと裏の4軒です。
外壁塗装をする際に挨拶に行くのは、両隣と向かいと裏の4軒が一般的です。
ただ、それに限らず迷惑をかけてしまいそうなお宅には積極的に行ってください。
例としては、道のつき当たりにあるお宅で車の出入りの際、外壁塗装業者の車が邪魔になりそうなケースなどです。

3つ目は、粗品を持っていくことです。
挨拶に行く時には手土産を持っていくことが一般的です。
粗品は豪華である必要はありません。

業者が挨拶に行く際は、自社のオリジナルグッズやロゴ入りのタオルなどを持っていきます。
ご自身で行かれる際は数百円程度の小さいもので大丈夫でしょう。
あまり大そうなものを持っていくと、反対に気を使わせてしまいます。

4つ目は、不在に備えて挨拶文を用意しておくことです。
上記でも少し触れましたが、ご近隣の方が不在だった場合に備えて、挨拶文を用意しておきましょう。

もし何度も挨拶に伺ったとしても不在ですれ違ってしまっては、相手には何も伝わったことになりません。
しかし、挨拶文を残しておけば不在中に来てくれたことがわかり、印象も良くなります。

また、挨拶に行った際に在宅だったとしても、突然伺うとタイミングが悪く話を聞いてもらえないかもしれません。

そんな時でも挨拶文を用意していれば、「工事の内容について記載したものをポストに入れておくので、お手隙の際にご確認くださいね」と伝えていけます。
相手にも迷惑をかけないですし、ご自身も二度手間にならずに済みます。
悪い印象を与えないためにも挨拶文の用意は必須です。

□迷惑となりうる作業とは?

挨拶回りに行く際に、どんな作業があるか人に伝える必要があります。
特にどんな作業が迷惑となりうるか事前に伝えておくことが大切でしょう。
ここでは、迷惑になるかもしれない作業をご紹介します。

まずは騒音の原因となる作業についてです。
足場の組み立てと解体、高圧洗浄、職人の話し声は騒音の原因となる作業として挙げられるでしょう。

その中でも最もうるさいのが、足場の組み立てと解体です。
上述もしましたが、足場の組み立てと解体がある日はしっかりとお伝えすることが必須でしょう。

高圧洗浄についてもエンジン式の強力な高圧洗浄機を使用するので、エンジン音も鳴り響きうるさくなってしまいます。
近所の人を驚かせてしまうかもしれないので、事前に伝えておきましょう。

塗装の作業をしている間は騒音はあまりないかもしれません。
それでも隣の家だと、職人さんたちの話し声が聞こえてくる可能性もあるでしょう。

次は、塗料のにおいです。
外壁塗装で使用される塗料は水性と油性の2種類の塗料があります。
なかでも、油性塗料は溶剤で希釈して使いますので、周囲にシンナー臭が漂うかもしれません。
シンナーのにおいは苦手な方が多いので、大きなストレスを与える可能性もあるでしょう。

水性塗料は水で希釈するのでシンナー臭はなく、かなり臭いを抑えられます。
しかし、それでも塗料のにおいは発生します。
このにおいというのは、塗料が完全に乾燥するまでは発生することになります。
外壁塗装は通常3回塗りをするので、その間はにおいがあると想定しておきましょう。

作業者の荷下ろしも迷惑をかける作業の1つです。
外壁塗装の期間中は、業者の作業車が頻繁に出入りすることになります。
作業車に積んだ荷物を下ろす作業などでしばらく停車していることもあるでしょう。
もし一方通行などの狭い道であれば、他の人の通行に大きな影響を与えるかもしれません。

また、車の出入りが増えるとそれだけ子どもに対するリスクも増加します。
普段は少ない車の出入りで子どもたちが安心しているところに作業車が出入りすると事故につながる可能性もあるでしょう。
十分車のことについても伝えるようにしてください。

ペンキや水の飛び散りも考えられます。
塗装中にはペンキ、高圧洗浄時には水が近所へ飛び散ることも考えられます。
それらが飛ばないように飛散防止ネットなどで養生しますが、確実にカバーできる保証はないので注意しましょう。

ペンキが服についてしまったら取れなくなってしまいます。
また車についても一大事でしょう。
その際は車を一時的に移動させてもらったり、洗濯物は室内で干してもらったりなどご協力してもらうかもしれません。
ご自宅の車も含めて飛び散りには注意しましょう。

□起こる可能性のあるトラブル例

上記でもトラブル例はいくつか出ていますが、今一度まとめてみようと思います。

・事前に説明がなかった(挨拶してもらっていない)という苦情
・業者のトラックや車が邪魔だ
・騒音がうるさい
・塗料の臭いが気になる
・洗濯物が干せない
・赤ちゃんもしくは妊婦がいるのに大丈夫なのか不安
・工事のせいで気分が悪くなってきた
・洗浄の水が飛散してきた
・塗料が飛散してきた
・業者のマナーが悪い、声がうるさい

こう見ると、外壁塗装でトラブルに発展する可能性が大いにあることがわかるでしょう。
トラブルを避けてご近所の方たちと良好な関係性を維持するために挨拶は欠かせません。

もし作業中に洗濯物が干せなかったり臭いが気になったりして迷惑をかけたとしても、事前に挨拶で通達しておくことで、許してもらえる可能性が高くなります。
誠実さを伝えておくことで悪気はないことを伝えて、お互い様だと納得してもらうのです。

万が一トラブルになってしまうと、工事どころではなくなるかもしれません。
お互いのために挨拶をしっかり行いましょう。

□粗品の参考例

上記でもご説明しましたが、挨拶の際は口頭での説明に加えて粗品をお渡しすることがマナーとなっています。
その時に渡す粗品としては、200円から500円ほどの小さいものが適しています。
例えば、洗濯洗剤、食器用洗剤、食品用のラップ類やアルミホイル、自治体指定のゴミ袋、ジッパー付きの保存袋、タッパーなどの保存容器類、タオルなどが挙げられるでしょう。

生活の中で使える生活用品で高価じゃないものが好ましいです。
良いものをあげてしまうと相手にも気を遣わせてしまいます。
お中元やお歳暮のように「ある程度の体裁が整ったお品」を用意する必要はまったくないので、ほんの気持ち程度で十分です。

□挨拶文の例をご紹介

最後に挨拶文を作成する際の雛形をご紹介します。
参考にしてみてください。

外壁塗装のご挨拶
令和〇〇年〇月〇日

ご近所の皆様へ
こんにちは。〇〇町〇丁目〇番地〇号の〇〇と申します。
この度、〇月〇日から〇月〇日まで、自宅の外壁塗装を行います。
外壁塗装の作業中においては、車の出入りや騒音、臭いなどでご迷惑をおかけすることがありますが、ご理解を頂ければ幸いです。
また、次の作業中につきましては、特にご迷惑をおかけする可能性があります。
・〇月〇日 足場架設:大きな音が鳴る可能性があります。
・〇月〇日 高圧洗浄:洗濯物に水がかかる可能性があるので、室内干しなどのご協力をお願いします。
・〇月〇日 足場解体:大きな音が鳴る可能性があります。
なにかありましたら(外壁塗装業者の会社名)の(担当者名)が、窓口となりますので、以下の電話番号までご相談ください。
よろしくお願いいたします。

(担当会社名)
00-0000-0000(担当会社の代表電話番号)
(担当者名)
000-0000-0000(担当者の電話番号)
(自分の指名)
000-0000-0000(電話番号)

□まとめ

今回は、外壁塗装をする前の挨拶回りについてご説明しました。
挨拶をする目的はトラブルを回避するためです。
しっかりと何をするか伝わる挨拶をするために、ぜひ参考にしてみてください。君津市周辺で外壁塗装をご検討されている方はぜひ当社までご連絡ください。

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