外壁塗装はどんな工程を踏む?ポイントを押さえておきましょう

2022年7月15日

外壁塗装はどんな工程を踏んで完了するのでしょうか。
外壁塗装を依頼するうえで、流れを知っておくことは大切でしょう。
またあらかじめよくあるトラブルも知っておくことで、対策ができます。
ぜひ参考にしてみてください。

□外壁塗装の工程をご紹介

外壁塗装をする時は10個の工程に分けられます。
順にご紹介していくので、見てみましょう。

1つ目のステップは、近隣の家に挨拶することです。
近くの家に挨拶回りをしに行って、外壁塗装をすることや工事の期間などを伝えます。

塗装の工事が開始すると、連日工事の関係者や業者が頻繁に出入りすることになります。
予告なしに部外者がたくさん出入りする状況に出くわしたら、驚かせてしまうでしょう。
騒々しさを感じてしまって、トラブルに発展するかもしれません。

また、外壁塗装では塗料のニオイがする可能性もあります。
そのニオイもトラブルの原因となりうるでしょう。
これらのトラブルを避けるためにも、近隣住民には事前に挨拶しにいくと良いです。
理解を得ておくことが重要です。

2つ目のステップは、足場設置前の現場確認です。
工事に取り掛かる前に、現場の確認が行われます。
この際に、足場の設置や塗装作業の邪魔になりそうなものは全て動かされます。
立ち会いの場でものが動かされると思いますので、この時に「大切に扱ってほしいもの」や「塗料で汚したくないもの」を伝えると良いでしょう。

3つ目のステップは、足場の設置です。
外壁の上のあたりや屋根の塗装は高所作業となります。
そのため、基本的には家の周りを取り囲むようにして足場を設置します。

足場を組み立てている最中は大きな音がすることもあるでしょう。
もしテレワークをしていたり、家で用事が入っていたりする場合は、どの程度の音がするのか、どれくらいの時間に音がするのかを事前に確認しておくと良いです。

4つ目のステップは、高圧洗浄です。
足場ができあがったら、高圧洗浄機を使用して洗浄が行われます。
理由としては、塗装する面に付着している汚れや剥がれかけた塗膜などを取り除くためです。
取り除くことで、きれいに仕上げることができ、また塗料の安定にもつながります。

5つ目のステップは、下地処理です。
下地処理とは、ひび割れや錆などの劣化部分を補修することです。
この作業はとても重要な工程だと言われています。
なぜなら、下地処理が十分にできていないと、上から塗料を塗装してもきれいに仕上がらないからです。

劣化部分が多いと、この作業も多くなります。
そのため、下地処理のためにスケジュールが伸びてしまうこともあるのです。

6つ目のステップは、養生です。
養生とは、汚れや塗装がついてしまわないように塗装しない面を養生シートなどで覆う工程のことです。
床や植栽、窓ガラスや玄関まわりなどの外に出ている部分は、ほとんど覆われることになります。

養生シートで窓ガラスが覆われてしまうと、窓が開けられなくなります。
そこでエアコンを使用されるかもしれませんが、エアコンを使用したい場合も業者に伝えておくことをお勧めします。
その理由は、室外機も養生シートで覆われてしまうかもしれず、そうなると使えなくなるからです。

7つ目のステップは、外壁塗装です。
ここにきてやっと外壁塗装を行います。
塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの順番で塗料を塗り重ねていきます。
まずは下塗りで、下地と仕上げの中塗りと上塗りを密着させるために塗っていきます。

8つ目のステップで、中塗りと上塗りを行います。
これらは仕上げの工程となるでしょう。

9つ目のステップは、完了検査です。
一通りの塗装工事が完了した後に、完了検査を行います。
完了検査とは、いわゆる最終チェックです。

チェックでは、仕上がりの状態や塗り残しがないかどうか、また周辺に塗料の汚れがついていないかを綿密に確認します。
この際も立ち会う必要があるでしょう。
その時に気になることがあれば、伝えることをお勧めします。
すぐに手直しの対応をしてくれるでしょう。

10つ目のステップは、足場の解体です。
足場を解体して、完成になります。
この時も、最初と同じように大きな音がするかもしれません。
気になるようでしたら、事前に聞いておくことが良いでしょう。

□外壁塗装のスケジュール表について

依頼した側にとって、工事が何日間くらいで終了するのかは大きな問題です。
足場の組み立てなどもあるので、早めに知っておきたいと思われるかもしれません。

もし契約書にスケジュールについての記載がない場合は、記載したもので再提出してもらうと良いです。
塗装業者の中には、スケジュールを出したがらないところもあります。
その理由は、スケジュールを出してしまうと、遅れてしまった時にクレームが発生すると恐れているからです。
そのため、スケジュールは確実にもらうようにしましょう。

ただ、スケジュール通りにいかない時もあります。
外壁塗装は天候に左右されやすいものです。
雨が降ってしまうと、作業ができなくなってしまいます。
洗浄や塗料の乾燥日数が延長される場合もあるでしょう。

100パーセントスケジュール通りにいかないかもしれないので、予定には余裕を持たれると良いです。
基本的に外壁塗装の期間には湿度と温度も関係するものです。
外壁塗装をするのに適している季節に行うのも1つの方法でしょう。

□外壁塗装でよくあるトラブルをご紹介

続いては、外壁塗装でよくあるトラブルをご紹介します。

1つ目のトラブルは、仕上がってみたら、サンプルのイメージと大きく異なっていたことです。
サンプルで参照できるものと実際のイメージは異なることがあります。
それは、同じ色や素材だったとしても、小さい面積で見るのと大きい面積で見るのは異なって見えるからです。
そのため、完成したら思っていたのと違ったということになってしまうかもしれません。

そうならないためには、できるだけ大きなサンプルで確認すると良いです。
もしくは実際にその塗料を使って塗装されている家やモデルハウスを見にいくと確実でしょう。

2つ目のトラブルは、打ち合わせと違う仕上がりになったというものです。
しばしば打ち合わせと異なる結果になったというトラブルが発生します。
これはお互いの認識のずれからくるものかもしれません。
打ち合わせの中で、「言った、言ってない」の議論をするのは余計ややこしくなります。

そうならないために、決定事項は全て書面上で保存しておくことが重要です。
そしてお互いの認識にずれが生じないよう細かくすり合わせをするのと、最終確認を怠らないことが大切です。

3つ目のトラブルは、最後にゴミだらけになっていたというものです。
これは完全に施工業者が悪いトラブルです。
業者の中には、このようなマナーのなっていない業者や無理矢理高く契約させるなどの悪徳業者がいます。
悪徳業者に引っかからないために、見極めることが大切です。

□会社選びについて

上記でも悪徳業者について少し触れました。
ここでは、より詳しく会社選びのポイントをご紹介します。

外壁塗装の会社を選ぶ際は、工事前、工事中、工事後の3回確認できる会社を選ばれると良いです。

まず工事前です。
工事前は必ず工程の説明をしてもらうと良いです。
また口頭で説明してもらうだけでなく、パンフレットや書類にまとまっているものをもらうのが1番安心でしょう。
工事に取り掛かる前に、疑問点なども全て解消しておくことが大切です。

工事中は、工程表や看板、記録ノートで確認します。
上記でもご説明したように工程表はあくまでも目安です。
ずれることもあるので、ご了承ください。

工事看板があれば、リアルタイムの情報を反映できます。
そのため、雨天などによる工期のずれにも対応できるでしょう。
また、ご近所さんにも見えるように設置したら、周りの方へのお知らせにもなります。

工事後は立ち会いなどをして確認をすると良いです。
その時に気づいたことは伝えましょう。

当社では、何度でも塗り直しに対応しております。
またご満足いただけなかった場合は、返金対応も可能です。
お客様に満足していただける施工をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

□押さえておきたいポイントをご紹介

最後に押さえておきたいポイントをご紹介します。

1つ目のポイントは、悪天候で塗装できない日もあるので、工期は最低でも2週間ほどとみておきましょう。
来客の予定などは2週間は入れないなどの対策をしておくと良いです。

2つ目のポイントは、塗料が十分に乾いていない状態で塗装すると、剥がれる原因になることです。
外壁塗装において乾燥という工程は非常に重要です。
乾燥しきっていないと、すぐに剥がれてきてしまいます。

3つ目のポイントは、強風の中で塗装されると、埃が付着してしまうことです。
風が強い日に塗装すると、埃や砂などが舞っているので、壁に付着してしまう可能性があります。
風の強い日にも、もしかしたら工事ができずスケジュールが伸びてしまうかもしれません。

4つ目のポイントは、塗装中は洗濯物が干せなかったり、窓が開けられなかったりすることです。
塗装中は洗濯物を外に干すのが難しいかもしれません。
事前に対策を考えておきましょう。
窓も開けられないかもしれないので、注意してください。

5つ目のポイントは、騒音がありそうな日や塗装のニオイがするかもしれないなどの注意点を事前に教えてもらうことです。
施工業者に注意点を聞くことが確実です。
教えてくれると思いますが、あらかじめまとめて聞いておくと確実でしょう。
ぜひ相談してみてください。

□まとめ

この記事では、外壁塗装の工程や施工業者の注意点、また押さえておきたいポイントなどをご紹介しました。
ご自身でもあらかじめ情報を知っておき、役立てることが大切です。
そうすることで、事前にトラブルなども回避できるでしょう。
君津市周辺で外壁塗装をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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