外壁塗装のタイミングを間違えると失敗する可能性がある?外壁塗装のタイミングを紹介

2022年11月15日

皆さんが外壁塗装をするとなると、一番気になることは何でしょうか。
おそらく、料金がいくらになるのか分からなかったり、どのような流れで進むのかが分からなかったりする方が多いでしょう。

しかし、これはそれぞれの外壁塗装の依頼を承っている業者で違うものなので、一概に言えません。
そのため、ここではどの外壁塗装会社に依頼したとしても、失敗してしまう可能性があることや、どの外壁塗装会社に依頼したとしても同じ部分である流れについて紹介します。
そして、外壁塗装が終わった後の劣化の目安や、外壁塗装を依頼するタイミングについてもご紹介するので、この記事を見れば大抵の外壁塗装の悩みごとは解消されるはずです。

□外壁塗装の流れを紹介!

まずは、外壁塗装がどのように行われていくのかを紹介していきます。
ここで全体像を掴んでいきましょう。

外壁塗装の流れは以下のようになります。

1.近隣住民への挨拶
2.外壁塗装をする現場の確認
3.足場を設置
4.外壁の洗浄
5.下地処理
6.養生
7.下塗り
8.中塗りと上塗り
9.検査
10.足場を解体

この中で、聞き馴染みのない言葉もあるでしょう。
それについて、紹介していきます。

まずは、下地処理についてです。
下地処理は、外壁塗装をする前にしなければ、外壁塗装自体が失敗してしまう大切な工程です。
下地処理では、外壁の凹凸をなくしたり、傷がある箇所やヒビが入ってしまっていたりする箇所の修復を行います。
そのため、下地処理では外壁の劣化が多い場合は、数日かかる場合があります。

次に養生についてです。
養生とは、外壁塗装をする際に塗装をしたくない箇所にシートやテープを貼ることです。
窓や床などに塗料が付いてしまった場合に、塗料を取るのは大変なため、養生が必要です。

また、注意点としてこのときにエアコンを使う際は一言伝えておくと良いでしょう。
エアコンが稼働するために必要な吸排気は外にあり、それをふさがれてしまうとエアコンが稼働しなくなるからです。

最後に外壁塗装の下塗りと中塗り、上塗りについてです。
外壁塗装で塗る作業には3つの工程があり、それが下塗り・中塗り・上塗りです。
各工程の役割としては、下塗りが塗料を密着させるための工程、中塗りと上塗りが仕上げの工程となります。

また、中塗りと上塗りには乾燥させるための時間を空けなければなりません。

□外壁塗装に要する期間を紹介!

さきほど紹介した通り、外壁の状態によって外壁塗装に要する時間に多少のずれは生じますが、大抵は2週間程度となっています。

各工程に要する期間は以下のようになっています。

・足場建設 : 1日
・外壁の洗浄 : 3日
・下地処理・養生 : 3日
・塗装 : 3日
・点検 : 1日
・片づけ : 1日

このように各工程の期間を見てみると、外壁の洗浄に時間がかかりすぎではないのかと思う方がいますが、これに関しても下地処理と同様に外壁の汚れがひどい場合は、期間を要してしまうため、3日以上かかる場合もあります。

これまで外壁塗装の流れや期間を見ていると、大半の方は想像よりも時間のかかる作業なんだと思う方が多いでしょう。
そして、この期間を短くしたいと思う方もいるでしょう。

そのときに単純に、施工してもらう人を増やすという選択肢がありますが、塗装会社が多めの人数を派遣したり、オプションで人数を決められる訳ではないのが現状です。
そのため、外壁塗装を依頼する際はタイミングや、時期を選ぶことが大切です。

ここからは、外壁塗装の流れを理解したところで、外壁塗装のタイミングやいつ外壁塗装を依頼するのが最適なのかについて紹介していきます。

□外壁塗装の塗り替え時期の目安とは?

外壁塗装の塗り替え時期は、自分の家の外壁を見て決められれば簡単ですが、素人が見たところでこれは塗り替えるべきなのか、まだ塗り替えなくても良いのか分からないでしょう。
そのため、ここでは着眼する点を3つに絞って紹介して、その後に外壁塗装をする必要性について紹介します。

*外壁塗装を塗り替える際の着眼点3選

1つ目に注目する点は、塗料の耐用年数です。
耐用年数とは、塗料が外壁に綺麗に塗装されている期間と思って頂いて構いません。
この耐用年数は、塗料によって異なり、塗料によっては数年で耐用年数が切れてしまうものや、20年程度経過しても耐用年数が切れないものもあります。

そのため、まずは自分の家の外壁には、どの塗料が使われているのかを確認してみると良いでしょう。
参考に外壁塗装でよく使われている塗料の耐用年数をいくつか挙げておきます。

・アクリル塗料 : 3年から8年程度
・ウレタン塗料 : 5年から10年程度
・シリコン塗料 : 8年から15年程度
・フッ素塗料 : 12年から20年程度

2つ目に注目する点は、外壁の劣化具合についてです。
さきほども紹介した通り、下地処理で補修することは可能ですが、下地処理で大きな補修が必要ということは外壁塗装をするタイミングが遅いということです。
そのため、外壁の劣化がどの程度進んでいるかを定期的に確認すると良いでしょう。

また、地面に近い外壁の状態であれば自分で確認できますが、高所や屋根になると自分で確認するのは困難で危険です。
そのため、会社に見積もりを依頼してみて、その結果次第で外壁塗装をするかどうかの判断をしても良いでしょう。

3つ目に注目する点は、外壁の素材です。
さきほど外壁の塗料を確認すると良いと述べましたが、外壁の素材についても同様の理由で必要です。
外壁は、外壁の素材と塗料がセットで、どの程度綺麗な状態が保てるのかが決まるので、自分の家の外壁の素材が何なのかを確認しておきましょう。

*外壁塗装の必要性

ここまで外壁塗装の必要性について紹介してきましたが、さきほど紹介したような着眼点が当てはまっていたとしても、外観の問題であればわざわざお金を払って、外壁塗装をしたくないと思う方がいるでしょう。

しかし、例えば耐用年数が5年程度なのにも関わらず、10年程度放置してしまった場合、外壁に大きなヒビが入ってしまったり、塗料が剥がれた影響で家の構造部分に水が入り込み、建材が劣化したりします。

そのため、ここで紹介した着眼点で気になることがあれば、すぐに会社に依頼して外壁塗装に取り掛かるようにしましょう。

□外壁塗装の行うべき劣化のサインとは?

さて、外壁塗装の必要性がわかったところで、これを見つけたらすぐに外壁塗装をしなければならないサインを2つほど紹介していきます。

1つ目は、チョーキングです。
チョーキングとは、外壁を触ったときに手に白い粉が付く状態のことです。
これは、外壁に塗られている塗料の塗膜が剥がれてきている証拠なので、チョーキングが発生したら外壁塗装を検討しましょう。

2つ目は、クラックです。
クラックとは、外壁にひびが入ることです。
クラックには、様々な種類があり、その中でも特に危険なものは構造クラックと呼ばれるヒビの幅が0.3ミリメートル以上のものです。

これを家の外壁で確認したときは、耐用年数が切れてからだいぶ期間が空いている可能性があり、放置しておくとさらに劣化が進む可能性があるため、早急に外壁塗装の依頼をしましょう。

□外壁塗装のタイミングとは?

ここまで紹介した危険サインに該当しない方や、早急に外壁塗装を依頼する必要がない方で外壁塗装をしたい方は、いつやるべきなのか悩んでいる方はいませんか。
実は、外壁塗装を短期間で終わらせられるタイミングが存在するので、外壁塗装をやるふさわしい季節とふさわしくない季節について紹介します。

*外壁塗装をするのにふさわしい季節

外壁塗装に向いている季節は、春と秋です。
その理由としては、どちらの季節も急な雨や極端に寒かったり暑かったりせずに、気候が安定しているからです。

また、湿度の面から見ても、塗料が乾きやすい季節のため、乾燥の工程に時間があまりかかりません。

*外壁塗装をするのにふさわしくない季節

外壁塗装に向いていない季節は、夏と冬です。
その理由としては、夏は梅雨や台風がある影響で、外壁塗装に取り掛かれない日数が多い可能性があるという点で、冬は雪が降っていたり、塗料が乾きにくかったりするため不向きです。

しかし、夏や冬にこれまで紹介したような早急にメンテナンスが必要な場合は、このようなことはあまり考えずに依頼しましょう。
外壁塗装はどの季節であっても、可能です。

□外壁塗装を成功させるためには?

ここまで外壁塗装の流れや依頼するタイミングについて紹介してきましたが、それでは一体成功させるためには何が必要なのかを、3つほど紹介します。

1つ目は、見積もり書の内容を自分で理解することです。
外壁塗装を依頼した際に最初に見積もりをしてもらうことになりますが、この見積もりを自分で理解しないと、会社との間で意見の食い違いが起こる可能性があります。

そのため、分からないことは相談することで、自分で理解したうえで外壁塗装を行ってもらいましょう。

2つ目は、保証についてです。
外壁塗装を行った後に保証がどの程度効くのかを、確認しておきましょう。
外壁塗装を依頼する際に、保証までしっかり目を通すことは負担ではありますが、後に大切になってくることなので、確認しましょう。

3つ目は、塗料選びについてです。
塗料を選ぶ際は、自分がどの程度外壁塗装を頻繁に行えるか、どのタイミングで新しくしたいのかなどを考えて選びましょう。

例えば、耐用年数が20年程度あるにも関わらず、4年程度で色を変えたくなり外壁塗装を依頼すると勿体ないです。
そのため、自分に合う塗料を選んで、外壁塗装を依頼しましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の流れや、外壁塗装を行うべきタイミングについて紹介していきました。
外壁塗装を行う際は、知らない単語や悩みごとが多く出てくるでしょう。
そのため、分からないことがあればすぐに相談して、自分が納得したうえで外壁塗装を行うようにしましょう。
また、当社では君津市周辺で外壁塗装を承っているので、外壁塗装に関して分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

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