2023年4月14日
「サイディングの壁は傷むって聞いたけど、どんな傷み方をするのだろうか……」
「外壁塗装をしてもらう以上、基礎知識としては身につけておきたい……」
そのようなお考えをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、外壁塗装のサイディングの傷み方についてご紹介します。
□サイディング外壁とは
サイディング外壁とは外壁素材の一種であり、セメント質と繊維質を主な原料とした外装材です。
サイディングボードとも呼ばれる板状の形状をしており、建物の骨格に合わせてボードを貼り付けていきます。
そして、サイディングボード同士の継ぎ目にシーリング剤を使って処理することで、サイディング外壁が完成します。
□サイディング外壁の傷み方
サイディング外壁の傷み方を、以下に並べると
・カビによる傷み
・シーリング(コーキング)の肉やせ・ひび割れ
・ボードが弓なりに曲がる
・チョーキング
以上の4つが主なサイディング外壁の傷み方です。
それでは、それぞれについて詳しくご紹介します。
*カビによる傷み
サイディング外壁にカビが付着し、繁殖することで傷みます。
耐久性に問題はありませんが、外観・美観を著しく損ねます。
*シーリング(コーキング)の肉やせ・ひび割れ
サイディングボード同士をつなぐシーリング剤が傷むことによって、サイディング外壁の防水性が損なわれます。
シーリング処理は、プライマーと呼ばれる接着剤を塗ったあとに、シーリング剤を塗り込むことによって行われます。
このプライマーが傷みにより不足すると、シーリングがサイディングボードの断面からはがれるなど、シーリング自体の量が不足していることが原因で起こる「肉やせ」という症状が発生します。
主な傷む原因は紫外線にあるので、紫外線が強く当たる方角の外壁に注意することをおすすめします。
*ボードが弓なりに曲がる
サイディングボードが経年劣化によって弓なりに曲がり、手前にせり出してくることがあります。
この時、強制的にビスなどで修復することはおすすめできません。
ボードが割れてしまう可能性があるので、注意してください。
*チョーキング
強い紫外線を受け続けたり、雨風に晒され続けたりすることでサイディングボードに経年劣化が発生し、塗装された樹脂が粉状になって外壁の表面に表れる傷み方です。
これは塗装の寿命のサインであり、外壁を新たに塗装する時期を見極める目安にもなります。
□まとめ
外壁塗装のサイディングの傷み方についてご紹介しました。
当社では外壁塗装・塗替えのサービスを高品質で提供しています。
塗装職人による完全自社施工の住宅塗装や、見積もりでも適正価格を心がけており、お客様に安心して任せていただける塗装会社を目指しております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。