「外壁塗装を業者に依頼しようとしている」
「サイディングについて詳しく知りたい」
このような方はいらっしゃいませんか?
依頼する前に、入念に情報収集することは大切ですよね。
特に初めての方は、詳しく把握する必要があります。
そこで今回は、サイディングについて詳しく解説します。
□サイディングとは?
サイディングとは、建物の外壁に用いる仕上げ用の板材の一つです。
一般的には、セメント製や金属製のことを言います。
そもそも、外壁の施工方法には、湿式(しっしき)と乾式(かんしき)の二つが存在します。
サイディングは、湿式に用いられることが多いので覚えておきましょう。
□サイディングの特徴とは?
まずサイディングは、工事費用を安く抑えられます。
そのため、7~8割の家がサイディングを用いているそうです。
また、耐水性や耐候性にも優れているため、 劣化しにくい傾向があります。
さらに、種類やデザインも豊富にあるため、こだわりたい方にはオススメです。
しかし、経年劣化が原因で表面がひび割れしやすいというリスクがあるので注意してください。
□サイディングの耐用年数は?
サイディングは、セメント質と繊維質でつくられています。
このようなサイディングの材料には吸水性があり、防水性の機能を発揮する上で重要な役割を果たしています。
もし表面の塗膜が劣化した場合、雨を吸収する際にサイディングが劣化する可能性があります。
さらに、その状態を放置してしまうと、建物の構造部分に影響が及ぶことがあるので注意してください。
耐用年数は、7~8年を目安にすると良いでしょう。
サイディングの劣化のサインは、下記のようなものがあります。
1.つなぎ目を埋めるシーリングが剥がれる
2.サイディングボードが反る
3.サイディングボード自体が剥がれる
4.チョーキング(触った時に白い粉がつく)
特にチョーキングが発生した場合、再塗装などの修繕を必ずすることをオススメします。
□サイディングの種類
サイディングには主に4つの種類があります。
*営業系サイディング
これは、セメント質と繊維質を混ぜてつくられたものです。
最近の住宅で使われることが多いです。
この種類はデザインが豊富にあるため、オシャレにしたい方にオススメです。
*金属系サイディング
これは、ガルバリウム・アルミニウム・ステンレスなどの鋼板で形成されています。
特徴は、防水性に優れていたり、耐候性に優れていたりすることです。
*木質系サイディング
これは、木を材料にしたものです。
特徴は、耐熱性に優れていることです。
しかし、水には弱いので注意してください。
*樹脂系サイディング
この種類は、劣化しにくいことが特徴です。
また、塩害や凍害などにも強いです。
さらに、壁自体を軽くできるため、家への負担を減らせます。
□まとめ
以上、サイディングについて詳しく解説しました。
外壁塗装に興味がある方は、上記の内容を参考にしていただければ幸いです。