千葉県にお住まいで、外壁塗装についてお考えの方はいらっしゃいませんか。
外壁が汚れやすいと手入れも多くする必要があるので、面倒ですよね。
そこで今回は、汚れにくい外壁塗装についてご説明します。
ぜひ参考にしてみてください。
□汚れにくい塗料と汚れやすい塗料について
まずは、汚れにくい塗料の特徴を見ていきましょう。
それは、親水性が高い塗料です。
低汚染塗料が汚れにくい仕組みは、汚れがつきにくいというわけではなく、雨で洗い流されることで汚れが定着しづらいことにあります。
どんな汚れも雨で洗い流されるとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
雨水が水で、塗料と汚れが油なので、水と油がなじまないことからイメージが湧きやすいでしょう。
雨が降ったとしても、雨水は汚れの上を通り過ぎてしまうため、汚れは洗い流されません。
しかし、低汚染塗料は、塗料でありながら水になじみやすい、親水性という性質を持っているので、汚れと塗料の間に雨水が入り込めます。
そのため、雨水によって汚れを洗い流せます。
では、汚れやすい塗料の特徴とはどのようなものでしょうか。
それは、弾力性が高い塗料や、劣化した塗料です。
弾性塗料はゴムのように伸びます。
この性質は、温度差による外壁材の伸縮の影響を吸収して、ひび割れを起こしにくくしますが、塗膜が伸びるために細かいデコボコができてしまいます。
塗料を塗って長い時間が経つと、紫外線や温度差によって塗膜が劣化してきます。
劣化した塗料は表面が少しずつ崩れているので、汚れやすいです。
□汚れの種類と汚れが目立たない色とは
汚れの種類にはどのようなものがあるのでしょうか。
4つ紹介します。
1つ目は、雨だれです。
雨だれは、雨が当たるところならどこにでもできる、水が垂れたような黒い跡のことです。
洗うとある程度は落ちるので、家庭用の高圧洗浄機や中性洗剤を利用して落としましょう。
2つ目は、藻、コケ、カビです。
これらは、日がなかなか当たらなくて、風通しが悪く、湿気の多い場所で発生します。
外壁に使われている塗料が吸水性の高いものだと、水が長く壁にとどまるので、できやすいです。
発生したばかりであれば、高圧洗浄機を用いましょう。
もし、それでも落ちないのであれば、屋外用の薬剤を利用してください。
また、薬剤を利用した後は、きちんと洗い流すのを忘れないようにしましょう。
3つ目は、さびです。
金属部がさびたものが雨水によって流され、雨だれのように広がってしまいます。
さびができた場合には、さび落とし剤を利用して、落とすのがおすすめです。
このときも、使った後は薬剤をしっかりと洗い流しましょう。
4つ目は、変色です。
紫外線や雨などを浴び続けてしまうと、外壁の一部の色が変わってしまいます。
よく発生するのは、日当たりの良い場所です。
洗浄すれば良いものではないので、外壁塗装を考えた方が良いでしょう。
このような汚れの種類がありますが、汚れを目立たせないためには、汚れが目立たない色について知っておきたいですよね。
最もよく選ばれているのは、グレーです。
皆さんも、他の住宅を見たときにグレーが多いと感じるのではないでしょうか。
これはグレーが、最も汚れが目立たない色だからです。
グレーが汚れを目立たせないのは、汚れの色に理由があります。
外壁に付着する汚れにはさまざまなものがありますが、その汚れの色のほとんどが中間色です。
具体的に見ると、土ぼこりは薄茶や黄土色、コケやカビは緑を含んだ薄茶です。
そのため、グレーは汚れが目立ちにくくなっています。
グレー以外では、薄いブラウンやベージュが目立ちにくいです。
グレー以外の色にしたいという方もいらっしゃるでしょう。
そういった方には、薄いブラウンやベージュ系の色がおすすめです。
汚れが目立ちにくいことはもちろん、家そのものの雰囲気が重くならないのもポイントです。
□外壁を汚れにくくするポイントとは
ここからは外壁を汚れにくくするポイントを見ていきましょう。
外壁を汚れにくくするには、汚れにくい家を作ることが非常に重要です。
汚れが少しでもあったら、他の部分がある程度きれいだとしても、美しい印象を与えられません。
汚れはそのままにしておくと広がっていき、塗膜を剥がしてしまうので、外壁の劣化にもつながります。
そのためには、こまめに洗浄することが必要です。
日頃洗浄していても、汚れが落ちないのであれば、早めに対処をしましょう。
汚れにくい塗料を選び、汚れにくい家にすることは、その家に長く住むためには必要不可欠です。
今回紹介したことを参考にして、ご自身の外壁をきれいに保ち、長く住めるようにしましょう。
□まとめ
今回は、汚れにくい外壁塗装についてご説明しました。
劣化した塗装は、特に汚れやすいです。
早めの対策をとることで、いつもきれいな外壁にしましょう。
何か分からないことがございましたら、お気軽にご相談ください。