外壁塗装を検討している方は、塗料にさまざまな種類があることを知っていますか。
選ぶ塗料によって、値段も特徴も異なります。
せっかくなら自分に適した塗料を選びたいですよね。
今回は、塗料の種類や特徴などについてご紹介します。
□塗料の種類について
外壁塗装に使用される塗料は、含まれている成分によって特徴が変わります。
例えば、完成後の仕上がりや耐久性に違いが出てきます。
では、具体的にどのような塗料があるのでしょうか。
ここからは、塗料の種類やその特徴について説明します。
1つ目は、アクリル系塗料というものです。
この塗料は、はっきりとした色合いで非常に軽量です。
また、コスト面でも優れているため、価格を抑えたいという方に適しているでしょう。
しかし、劣化しやすいため定期的にメンテナンスをする必要があるため注意しましょう。
2つ目は、ウレタン系塗料です。
この塗料は水に強く、比較的安価な塗料となります。
また、塗装後でも剥がれにくいため非常に多くの建築物に使用されています。
なるべく予算を抑えつつ、ある程度の性能を求める方に適しているでしょう。
3つ目は、シリコン系塗料です。
この塗料は、紫外線や温度の変化に強く、劣化しにくいものとなっています。
また、耐久性が高く、防水性も優れているため、上質な塗料といえます。
そのため、質にこだわりたい方に適した塗料といえるでしょう。
4つ目は、フッ素系塗料です。
この塗料は、太陽光や気温の変化に強く、耐久性や防水性が優れています。
また、光沢が出やすく、きれいな見た目にできます。
しかし、汚れやすく、価格が高いというデメリットもあるため注意しましょう。
安い価格で外壁塗装を行いたいと思っている方には適していないかもしれません。
□塗料の選び方をご紹介
千葉にお住いのみなさまは、どのような点に注意して塗料を選んでいますか。
自分の理想に近づけるためにも塗料選びを失敗したくありませんよね。
ここからは、塗料を選ぶ際の3つの注意点についてご紹介します。
理想の外壁塗装を行うためにもぜひ参考にしてみてください。
1つ目のポイントは、塗料の耐用年数で選ぶという方法です。
例えばこれから先、どれくらいの期間を塗装された家に住むのか想像してください。
住む期間よりも耐用年数の方が長いものを選んでしまうと、過剰な塗装になってしまいます。
どの程度の耐用年数を建築物に与えたいかによって塗料を絞り込みやすくなるでしょう。
2つ目のポイントは、建物がどのような立地にあるかによって選ぶという方法です。
塗料には、防水性や断熱性、セルフクリーニングといったさまざまな機能があります。
中でも、光触媒や断熱塗料は、太陽の光が当たらなければその効果を発揮しません。
このため、そのような塗料を選ぶ際は太陽の光がさす立地であるかどうかに注意する必要があります。
これら以外にも、塗料には独自の特徴を持ったさまざまな種類のものがあります。
それぞれの特徴にあわせて、塗料が十分に効果を発揮できる立地を選ぶようにしましょう。
3つ目のポイントは、塗料の臭いで選ぶということです。
塗装工事中は、シンナーの臭いが現場に充満します。
みなさまの中には、シンナー臭が苦手だという方もいるでしょう。
もしかしたら、この匂いが原因で体調を崩される方もいるかもしれません。
このような方には、水性塗料が適しています。
この塗料は、希釈された塗料であるため、シンナーの臭いを抑えられます。
ただし、油性塗料のような耐久性を期待できないという点に注意が必要です。
□塗装する回数についてご紹介
外壁塗装をする際は塗料の種類に関係なく、必ず3回の塗装を行います。
これらの工程は、下塗り、中塗り、上塗りと呼ばれます。
見積書を読めるようになるためにもこれらについて知っておくとよいでしょう。
ここからは、これらの工程についてご紹介します。
まず、下塗りとは下地に塗料を接着させやすくするために行われる工程です。
そのため、これらの工程の中で最も重要なものであるといえるでしょう。
また、使用される塗料は下地の種類によって異なります。
一般的に、下塗りに使用される塗料は透明か白のものが多いです。
次に、中塗りは、上塗りの仕上げをきれいにするために必要な工程です。
そのため、この工程は仕上げの効果を上げるためには欠かせません。
せっかく外壁塗装を行うなら、完成後の品質にもこだわりたいと思うでしょう。
理想の外壁を完成させるためにも、この工程がきちんと行われているかを注意して確認しておくといいかもしれません。
最後に、上塗りとは塗装の仕上げの工程のことをいいます。
これは、中塗りがきちんと行われたかどうかによって発揮される効果に違いが出ます。
下塗りや中塗りをしっかり行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
□まとめ
外壁塗装には、さまざまな種類の塗料を使用できます。
理想の外壁に近づけるためには事前の準備が重要です。
塗料選びのポイントに注意を払いながら、自分にピッタリの塗料を見つけましょう。