一人ひとりの職人を活かし、育てること。
塗装工事を行う際に大切なのが下地調整。今回は雨戸を例に解説します。
仕事上、塗装職人はよく見かけるのですが雨戸やサッシに付着した白いプツプツを見かけたことないでしょうか?
こちらの正体は白サビと言われるもので放置すると結晶化してしまいちょっとやそっとでは落とせなくなります。
塗装を前提の場合は下地調整、すなわち「ケレン」という作業が必要になります。
以外にもこのケレン作業、結構大変だったりします。
ペーパーヤスリ、スポンジヤスリ、皮スキ、バフがけと ありますがここまでの道具を使ってようやくプツプツを落とし切ることが出来ます。
(長いと1枚のケレン30分〜60分ほどかかる場合も)
ケレンにもどこまでやるのかという基準があるのですが、そこは職人さんによっても判断が分かれるところです。
錆の上から塗れる塗料もあるので通常はそこまで時間をかけて行う職人さんは少ないように思います。
お客様によっても思っていた施工法と違うと感じることもあると思います。
なのではじめに気になったら職人さんに確認をしてみて下さいね。
気になってると分かれば、お客さんと同じ目線に立つのが職人です。
可能な限り頑張ると思います。
また、そうなる前のメンテナンスとして基本見かけたらすぐに水洗いか雑巾掛けをおすすめします。
大掃除の時期なので気になったら確認してみて下さい。