「外壁塗装でよく耳にするシーリングという言葉の意味が分からない」
「シーリングってどういったところで何のためにするの」
こう思っている千葉にお住まいの方は多いのではないでしょうか。
これは、外壁塗装において欠かすことのできない工事で、知っておきたい重要な専門知識です。
そこで、この記事ではシーリングとは何か、どのようなところで使用されているか、そしてシーリングの役割をご紹介いたします。
□シーリングとは
英語でsealingと書き、密封や密閉といった意味があります。
したがって、つなぎ合わせている外壁材と外壁材の隙間を埋める工事のことを言います。
業者によってはコーキングと呼ぶ場合もありますが、同じ意味で捉えてもらって問題ありません。
□どのようなところで使用されているのか
この工事は戸建ての家の外壁に使われるサイディングボードやALCパネルのつなぎ目を埋めています。
また、そのつなぎ目にあるゴムのようなものをシーリング材と言います。
身近な例で出すと、お風呂の壁の溝や窓のサッシ周りにあるゴム状のものがシーリング材です。
□シーリングの役割
*モルタルの壁のひび割れ補修
家を建ててから何年も経つと、モルタルの壁はひび割れが発生してしまうものです。
そんな時、そのひび割れをシーリング材で補修できます。
しかし、根本からひび割れを改善する訳ではありません。
そのため、幅が0.3ミリメートル以上、深さは5ミリメートル程のひび割れであった場合、外壁材自体がダメージを受けており、シーリングでは対処不可能です。
業者に依頼して補修してもらいましょう。
*サイディングの保護
サイディングボードやALCパネルの隙間を埋めることで、それらが気温の変化で膨張し互いにぶつかって傷むことを防ぎます。
つまり、間に入ってクッションの役割を果たすということです。
*防水性と気密性の向上
目地とは建築物に使うレンガやタイルといった部材のつなぎ目のことを言いますが、それをしっかり埋めることで防水性と気密性が高まります。
もし隙間から水が浸入すれば、雨漏りや室内でのカビの繁殖につながるので、それらを高めることは重要です。
□まとめ
今回、シーリングとは何か、どのようなところで使用されているか、そしてシーリングの役割をご紹介いたしました。
この工事を行うことで、より長く快適に家を保つことができます。
また、これらについてはよく知らない方がほとんどだと考えられますので、何か不明点があればお気軽に当社へご連絡ください。