いつ外壁塗装をすれば良いの?外壁塗装の時期についてご紹介します!

2022年5月30日

「外壁塗装はどのタイミングですれば良いの?」
「外壁塗装をするべきか判断できない」
マイホームをお持ちの方で、このようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。
外壁塗装をするタイミングは、判断しづらいと思います。

しかし外壁塗装が必要なタイミングを逃してしまい先延ばしにすると、さらに状態が悪化し、余分な費用がかかってしまいます。
そこで今回は、外壁塗装をするべき時期と外壁塗装をする判断の基準についてご紹介します。

□外壁塗装のタイミングは、年数で判断する?

外壁塗装を判断する基準の1つとして、年数があります。
新築時から、どれくらいの時間が経っているかが目安になるのです。
そこで、着目する部分は2つあります。

1つ目は、塗料です。
塗料には、メーカーから発表されている耐用年数というものがあり、こちらの年数を超えてしまうと、耐久力が落ちてしまいます。
耐用年数が1番低いアクリル系塗料だと5年~7年で外壁塗装をするタイミングが来ます。

対して1番長いものだと20年~25年持つものもあります。
ただし、あくまでこれらの耐用年数は目安なので、タイミングがずれることもありますが、目安として覚えておくと良いでしょう。

2つ目は、劣化具合です。
耐用年数内でも、外壁に不具合が出始めれば塗装のタイミングです。
そもそも外壁は、常に外にさらされているので日光や雨などで、色あせのような多少の劣化はあります。
しかし色あせは、軽いものならそこまで気にしなくてよいのですが、下記のような症状がないか確認してみてください。

*チョーキング現象

こちらは外壁を直接手で触った際に、白い粉のようなものがつく現象です。
チョーキング現象が起こると、塗装の表面、つまり塗膜の機能がだんだんと落ちてきている状態です。
少しつくくらいなら大丈夫ですが、手が真っ白になるくらいつくと、かなり劣化しているため早急に外壁塗装を行うようにしましょう。

*クラック

クラックとは、外壁にひびが入る現象のことです。
目立たない程度の細いクラックなら緊急性はありませんが、目に見えて太くなってきているクラックだと話は別です。
なぜなら、そこから雨水が内部に入ってしまうと雨漏りの原因になってしまうからです。
クラックが進行する前に修繕と塗装をすることをおすすめします。

*塗装のふくらみ、剥がれ

塗装部分が膨らんでいたり、剥がれたりする現象は工事の際の不具合が原因の場合もありますが、劣化による場合もあります。
ひび割れの箇所から、雨水が入り込み中身が劣化することによって起こり、こうなるとかなり劣化が進んでいることになるので、こちらも早急に外壁塗装を行いましょう。

□季節による外壁塗装のメリット、デメリットをご紹介します!

外壁塗装は、基本的に1年中可能ですが季節によってそれぞれメリット、デメリットがあります。
まずは3月~5月の春の場合です。
春は基本的に天気や気温が安定しているので、メリットとしては、天気で工事が延期になることは少ないでしょう。
加えて、気温も良いため担当者の方も工事がしやすいですね。

デメリットとしては雨が続いてしまうと工事がストップしたり、延期になってしまったりする点です。
そしてこの時期は、外壁塗装が繁忙期に入るため、希望の予定を組めない可能性があります。

そして、梅雨時期の6月、7月の場合です。
メリットとして、湿度さえ条件が良ければ順調に工事が進ことがあげられます。
デメリットとしては、梅雨特有の雨が続くのと、高い湿度のせいで工事が延期になることが非常に多いということです。
そのため、工事が延期になるのが嫌な方はこの時期は選ばない方が良いでしょう。

次は真夏の8月です。
この時期のメリットとしては、気温が高いため塗料の乾きが早く、作業が順調に進む点です。
そして、雨が続くことも少ないので、工事が延期になることもほとんどないでしょう。

ただしデメリットとしては、エアコンを使うための室外機を養生シートで覆っている場合は、窓を閉めて暑い部屋の中でエアコンなしで過ごすことになるかもしれない点です。
そして、お盆の期間は塗装会社が休みの場合が多いという点もあります。

次に9月~11月の場合です。
こちらも春と同様に湿度も気温もちょうど良いため、工事が比較的スムーズに進みます。
天気も安定しており、予定通りに工事が進みやすいのもメリットです。

しかし、台風が来てしまうと、大事を取って延期になることもあります。
加えて、こちらの時期も繁忙期のため希望の予定を組みにくいのもデメリットです。

最後は12月~2月の場合です。
メリットとしては、窓を閉めて工事をしても楽に過ごせる点があります。
デメリットとしては、やはり天気や気温の影響で工事が延期になる可能性があることです。

気温が5度以下になると工事ができません。
しかも冬は日照時間が短いので、他の季節に比べて時間がかかってしまいます。
加えて、年末年始は休みの塗装会社が多いため工事ができません。
これらも考慮に入れておいた方が良いでしょう。

そして、これらの季節の中でおすすめは春と秋です。
夏や冬は天気や気温の影響で、工事が延期になることが多いので人気が低いです。
春や秋はこのような心配が無く、窓を閉め切る必要のある家中での生活も楽だというのが大きな理由です。

□外壁塗装を長持ちさせるコツとは?

外壁の塗り替えは、できるだけ少ない方が費用も手間もかからずに済みますよね。
そこで塗装を長持ちさせるためのポイントを2つご紹介します。

1つ目は、定期メンテナンスです。
定期メンテナンスを行うことで、劣化の状況を知り、塗り替えの時期を遅くできます。
それだけでなく、清掃や修繕を行うことで建物の外観を保てます。

外壁塗装をしょっちゅうするとなると、費用の無駄遣いになってしまうので普段から定期メンテナンスを行い、外壁の耐久性を保つようにすることをおすすめします。

2つ目は、住宅に適した塗料を選ぶことです。
建物の外壁材や、環境にあっている塗料を選ぶことで、より耐久性を保てます。
メーカー推奨の下地に塗装することで十分に機能を発揮できるのですが、非推奨の下地に塗装してしまうと、本来の機能を十分に発揮できない可能性があり、耐久性が落ちてしまいます。

周りに工場や海がある環境では、外壁が汚れやすいので防汚性の高い塗料を選ぶこともおすすめします。
このように、住宅や周囲の状態に合わせて塗料を選ぶことで、劣化を遅らせられるのです。

□外壁塗装が必要なタイミングで塗装をしなければ起こる問題とは?

外壁塗装は、必要なタイミングを逃してしまうと様々な問題が発生します。
そこで、外壁に起こりうる3つの問題について解説します。

1つ目は、外観の悪化です。
外壁の劣化を放置していると、見た目にも影響が出始めます。
見た目が汚れていても気にしない方もいらっしゃるとは思いますが、悪徳業者の訪問営業に合う確率が高まります。
どちらにせよ見た目が良いことに越したことは無いので、早めに塗装をしましょう。

2つ目は、外壁自体の劣化です。
外壁は防水性の無いものが多く、劣化した箇所から雨が入り込み、さらに劣化が進みます。
そもそも外壁塗装は、外壁を守るために行われるものです。
そのため、外壁の劣化が目立ち始めた時期に行うようにしましょう。

3つ目は、雨漏りの発生です。
劣化した外壁を放置すると、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因になります。
こうなってしまうと、塗装工事の費用だけでなく、雨漏りの費用もかかってしまいます。

一般的に外壁塗装にかかる費用は60万円から100万円です。
加えて、雨漏りの修理費用だけで170万円~250万円ほどかかります。
合わせるとかなりの高額ですよね。
こうなる前に、適した時期に外壁塗装をすることをおすすめします。

□信頼できる業者の選び方とは?

長持ちする外壁塗装にするには、業者の選び方も重要です。
悪徳業者や、適当に工事をする業者を選んでしまっては後悔してしまう可能性が高いです。

*価格とサービスが釣り合っているかどうか

外壁塗装は、安ければ良いというものではありません。
相場よりも安いと、どこかの必要な作業が省かれている可能性があります。
そのため、価格だけで決めるのは得策とは言えません。

*施工実績を確認する

利用予定の塗装会社の施工実績を、ホームページで確認しておきましょう。
口コミや利用者の声などの評価が高ければ、その分信用度も高まります。
逆に、これらの情報が少なく、価格だけ安くしようとしている塗装会社の場合は少し疑いを持っても良いでしょう。

*悪天候の際の適切な対応ができるかどうか

さきほども述べたように、雨が降ったり気温が低すぎたりすると工事が延期になることがあります。
その際に、日にちを延期したり、予定を再度組んだりするなどの対応力があるかを見ておきましょう。

*ダブルチェックがあるかどうか

どの工事にもミスはつきものです。
そこで、現場の職人以外にもチェックを行うダブルチェックをしている塗装会社は、その分高品質にこだわっていると考えられます。

□外壁塗装の時期を決めるポイントをご紹介します!

外壁塗装は、自身だけでなく家族の方にも影響が出るので、よく相談して決めなければなりません。
こうした要因に加え、外壁塗装の時期を決める要因についてご紹介します。

1つ目は、家庭の都合です。
外壁塗装をするとなると、家の周りに足場を設置したり、作業中は職人が行き来したりします。
さらには、作業中は窓を閉め切る必要もあるので少なからず生活への影響が出ます。

平均的な工事期間はおよそ2週間ですが、天気次第では延期になることもあります。
例えば、お子さまの受験を控えている時期は避けた方がよさそうですね。
このように、家庭の都合に合わせた時期に工事をしましょう。

2つ目は、屋根塗装を同時に行うと足場代が抑えられることです。
なぜかというと、これらを同時に行うと足場の設置が1度で済むので、その分の費用が抑えられるのです。
そのため、外壁塗装を行う時は、屋根の塗装が必要かどうかを確認しておきましょう。

□まとめ

外壁塗装のタイミングとポイントについて解説しました。
判断する要因や、季節ごとのメリット、デメリットがあるのでよく考えてから、満足のいくような外壁塗装ができれば良いですね。

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