外壁塗装に最適な環境は春?

一人ひとりの職人を活かし、育てること。

春の時期は塗装の案件が増えます。
というのも暑過ぎず寒過ぎずという概念から一般的に塗装は今のこの時期が最適と思われているからです。

こちらは正解◎とも言えますが実は△
とも言えます。

外でやる仕事というのは環境に左右されるので立地場所にも影響を受けやすいです。
春は確かに気温湿度と好条件ですが、房総地域は特に他の地域と比べても風が強くなることが多いのです。

ゴルフを例にするならば風を読まないといけないのでいつも通りにやってもスコアは伸びません。(僕はゴルフやらないのですが笑)

はい、塗装も同じです。風が強いと足場が大きく揺れるので建物に負荷をかけて破損させてしまう場合があり、風が強くなる度合いを読んで足場のメッシュシートを縛ったりします。
そうすると塗料の飛散を懸念することになりお客様や、近隣の方の大事な車を汚さないようカーカバーをかけたり、艶を出すための乾きの調整をしたりと思ったよりも工程が増えてしまうことがざらにあります。

天気、天候をある程度先まで見通して作業にかかりますが、それでも予報だけでは宛にならないので工程順序を変えたり速乾剤を使ったりリターダー(遅乾剤)をしたりと工夫も大事になります。実は低温時に使用するシンナーなどもあり、状況により使い分けしてます。

一年を通して行う仕事ですが、良い塗装条件というのは実は職人さんが作り出す環境次第とも言えるのです。

春は一般的には◎ですが、一番は職人さんの「メンタルや想いプライド」が◎になっていることが最適といるのではないかと思います。

ということで今回は強風とは関係ない室内という最条件の現場での一コマです(笑)

パテで下地を作り、素地調整を丁寧にしてしっかりと3度塗りすることでここまできれいになります。

どうでしょう!?我ながらとても綺麗な仕事だと思います♢♢

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