【後編】外壁塗装・屋根塗装における上塗りとは

僕が考える仕事で大切なこと

職人の宮崎です。
今日は木更津市の現場で作業しています。
晴れ間が続いて気持ちいい陽気ですね♪
前回は塗装の中塗りについて少し触れましたが、今回は上塗りについて少しお話しします。
前回と現場が違うので、今作業してる屋根塗装で解説しますね。
今回は素材が鋼板で出来ている為、まずは下塗りとしてエポキシの錆止めを塗っていきます。
洗浄、ケレン後の錆止めを塗り終わった一枚です。

お次は、前回もお話しした中塗りの一枚。
中塗り、上塗りはシリコン系塗料で塗っていきます。

この状態から、上塗りをかけていきます。

仕上がりです。

では上塗りはどんな意味があるの?
色も材料も同じなのにって思いますよね?
当然ですが中塗りが終わった後に仕上げの塗装として行う工程です。

塗料を重ねて美しく見せ、3回塗ることで外壁を守る役割をもっています。
中塗りと同じ塗料を使い、ムラなどの塗り残しをカバーするようにきれいに仕上げていきます。
2段階で色付き工程を行い、塗膜に十分な厚みを持たせることができます。

上塗りは見た目とモチを左右する重要な作業なので、美しい仕上げ塗りの技術を問われる工程になります。中塗りを省いて、一回で厚みをつけようとすると塗膜が割れたり等、不具合が出る場合もあります。
この工程をきれいにすることで紫外線や雨などからの影響を最小限に抑えられ、汚れも付きにくくなり長期にわたって美しい家を保てるようになります。

ただ、下塗り、中塗り、上塗りの3回を行うときは、下塗りから中塗り、中塗りから上塗りの工程で一工程ずつ乾かし、塗膜の層を作る必要があります。塗料が乾いていない状態で上から塗ってしまうと、塗料の密着性が弱まってしまい、耐久性を発揮できず折角の3回塗りの意味がなくなってしまうからです。

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