こんにちは、ヒノデリフォームの親方、佐藤です。
今日は屋根の「棟板金(むねばんきん)」と「貫板(ぬきいた)」について、
そして最近特に気になっている施工の現状についてお話しします。
棟板金が飛ばされる…実は“釘打ち施工”が原因?
ここ数年、台風や突風のあとに「屋根の板金が飛んだ」というご相談が本当に増えました。
実際に現場に行ってみると、ほとんどが“釘止め施工”の現場です。
「釘は浮きやすい」「風に対して弱い」
これは業界では常識ですが、未だに多くの新築・リフォーム現場で釘止めが採用されています。

なぜ釘止めが多いのか?
正直に言います。
「釘の方が手間がかからない」
「見た目が早く仕上がる」
という施工側の都合があるからです。
でも、住む人にとってはそんな理由関係ありません。
“10年以内に風で飛ぶ屋根”になるかどうかの分かれ道なのに、釘で済まされてしまっている現状があるんです。

なぜ釘止めが多いのか?
最近は、貫板に「樹脂製」が使われることも増えました。
たしかに腐らないというメリットはあります。
でも、その樹脂に“釘を打って終わり”の現場をよく見かけます。
これが非常にまずい。
なぜなら…
樹脂は釘が効きづらく、すぐに緩む
釘は抜けやすいので、風でバタつきやすい
板金と下地の間にシーリング処理もされていないから、雨水が簡単に侵入
結果として、「見た目はキレイでも数年で雨漏り+飛散」のコンボになるわけです。

私たちは“ビス止め+止水処理”が基本です
ヒノデリフォームでは、素材が木でも樹脂でも、
✅ 基本はビス止め施工(強風対策)
✅ 立ち上がり部分にシーリングで止水処理(雨対策)
✅貫板の継ぎ目や端部もブチルテープやシールで補強
こうした**「見えない部分のこだわり」**が、10年後、15年後に差を生みます。
実際、当社が10年以上前に手がけた木製貫板の現場で、
点検しても板金も浮きなし、漏水ゼロ、ビスもしっかり締まってるという事例がたくさんあります。

素材の選択より、“施工の真剣さ”
「木は腐る」「樹脂は長持ち」――確かに、それぞれの特徴はあります。
でも私が30年の現場経験でたどり着いた答えは、
👉素材よりも“どれだけちゃんと施工したか”がすべて
ビスが効かない樹脂に、釘で留めても長持ちしません
止水処理がされてない棟板金は、どんな素材でも雨漏りします
流行りの材料より、“雨水の通り道”を読む力と対処が大事です

あなたの屋根は大丈夫ですか?
棟板金が釘止めになっていたり、貫板が緩んでいたりすると、
知らないうちに雨水がじわじわと中へ入り、数年後に**「えっ、もう屋根の貼り替え?」**なんてことになりかねません。
ヒノデリフォームでは、屋根診断も行っております。
「釘止めされてるか分からない」
「10年以上メンテナンスしてない」
「強風のあと、ちょっと不安…」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「あとから後悔しないように、先に手を打つ」
それが、私たち職人の役目だと思っています。
今日も現場で、1本1本、ビスを丁寧に締めてます。
雨にも風にも負けない屋根を、君津・木更津・富津・袖ケ浦に届けたい。
ヒノデリフォーム株式会社
代表・親方 佐藤光蔵(外装劣化診断士)
積りは無料で行っています♪
ヒノデリフォーム(株)は千葉県君津市にございます。外壁塗装、屋根塗装、その他塗装の依頼をお問い合わせをいただいた後に現地調査を行い、お見積りを作成いたします。現地調査ではご依頼主様にも立ち会っていただき、建物の現状を一緒に確認させていただきます。
その場で建物の状態やどんな工事が必要かをお伝えしますので、より建物の現状について理解を深めることができるかと思います。
お見積りは無料で行っております。
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